令和6年度の自治会長会議が6月27日(木)に中央公民館文化ホールで行われました。その内容を要約してお知らせします。
■町長あいさつ
あいさつの中で、6月25日の日高山脈襟裳十勝国立公園誕生について、昨今の物価高に対して生活支援などを実施していること、昨年10月に発生した集中豪雨や石川県能登半島地震を引き合いに出し、災害への備えについて、人口減少問題への対策として、子育て支援・産業支援に取り組んでいくことが伝えられました。
■自治振興奨励金の交付
自治振興奨励金は、各自治会に、平均割3万円と世帯割(1世帯200円)を交付しています。この他に生活館の維持管理を行っている自治会に対し、利用頻度や面積などに応じ、生活館等環境整備費を交付しています。
今年度は、これらを合わせた、総額165万4200円が各自治会に交付されます。
■自治会要望の回答
自治会要望件数は、継続と新規を合わせて96件でした。
回答書は、各自治会長にお渡ししています。内容については、各自治会または企画調整課広報広聴係にお問い合わせください。
■町政懇談会の開催
町政懇談会については、各自治会で要請がありましたら随時対応します。問い合わせ先は、企画調整課広報広聴係です。各自治会からのご連絡をお待ちしています。
■北海道町内会連合会共済
北海道町内会連合会共済への加入状況は、20自治会で個人加入872人、役職加入171人、合計1043人となっています。
■さまに乗合ワゴン試験運行について
5月20日から開始している「さまに乗合ワゴン」の試験運行について、町内の交通空白地域の解消を目的としており、いわゆる2024年問題により民間の交通事業者による交通の提供が困難になり、行政主体の「住民の足の確保」が重要な課題になってくることが説明されました。
また、利用者はまだまだ少ない状況。試験運行を重ねていく中で、使い勝手のいい交通手段となるように改善を図っていきたいと伝えられ、自治会での行事などで利用を呼びかけていただくようお願いがされました。
■地域見守り活動について
当町では少子高齢化が進み、高齢者人口の割合が43.28%と日高管内で一番高く、孤立死や虐待などがいつ起こってもおかしくない状況であることが説明されました。
また、今後「65歳~74歳の前期高齢者」と比べて「75歳以上の後期高齢者」の人数が2倍になると予想されており、認知症や要介護認定者の割合も高くなることから、地域の中で気になるかたがいた際には、ご連絡いただくようお願いがされました。
問い合わせ:企画調整課
【電話】36-2122
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